新型コロナウイルス感染拡大禍における2020年冬のボーナスは、菅義偉内閣総理大臣が約560万円、小池百合子東京都知事212万2,302円、松井一郎大阪府知事255万3,600円、吉村洋文大阪市長255万3,570円、看護師のボーナス38.9万円、民間企業は全体で約10%減となっています。
菅義偉 内閣総理大臣
約560万円(※返納後の額は392万円)
※行財政改革の推進のため一部を返納。新型コロナウイルス感染拡大とは無関係
国務大臣
約409万円(※返納後の額は約327万円)
※行財政改革の推進のため一部を返納。新型コロナウイルス感染拡大とは無関係
一般職事務次官
約318万円
一般職局長
約242万円
最高裁長官
約560万円
衆・参両院議長
約519万円
国会議員
約310万円
国家公務員
65万3,600円(管理職を除く一般行政職 平均年齢34.6歳 平均支給額)
※昨冬から3万円余り減少し、3年連続のマイナスとなった。
小池百合子 東京都知事
212万2,302円
※知事は平成28年の就任当初から都政改革の推進を理由に50%の減額措置を取っている。新型コロナウイルス感染拡大とは無関係
副知事
346万6,232円
議長
254万3,271円
議員
204万5,022円
東京都職員
94万7,578円
昨年の100万793円から5.3%のマイナスとなった。
松井一郎 大阪府知事
255万3,600円
副知事
214万2,000円
府議会議長
280万8,000円
副議長
247万2,000円
府議会議員
223万2,000円
大阪府職員
86万4,131円(一般職員 平均年齢43・1歳)
吉村洋文 大阪市長
255万3,570円
副市長
240万3,528円
市議会議長
265万6,800円
副議長
236万1,600円
市議
216万4,800円
鈴木直道 北海道知事
約204万円
※30%減額
副知事
約232万円
※13%減額
大村秀章 愛知県知事
約353万円
河村たかし 名古屋市長
特例条例で100万円
看護師のボーナス
38.9万円(北海道医療労働組合連合会 調べ)
※前年から約10%減
民間企業
東証1部上場で従業員が500人以上の164社分の集計によると、製造業は7.5%減の86万4862円、非製造業は12.9%減の86万8431円。非製造業はデータを遡れる1997年以降で最大の下落率となった。
商業(百貨店)
57万7,634円
※32.8%減
鉄道
74万2,980円
※22.6%減
※JR東日本は民営化後で最低の水準
鉄鋼(製造業)
57万736円
※25%減
化学(製造業)
80万7,359円
※12.1%減
自動車(製造業)
94万1,566円
※7.8%減
全日本空輸(ANA)(航空)
創業以来初めてボーナスをゼロ
日本航空(JAL)(航空)
支給を0.5カ月分にとどめた。