30代、40代のお小遣いと貯金事情
アベノミクスの効果で景気が良くなってきているそうですが、皆さまはいかがでしょうか?
今回は、SMBCコンシューマーファイナンスが公表した「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2021」をもとに働き盛りの30代、40代のお小遣いと貯金事情をご紹介いたします。
お小遣いの平均額は3万192円
年代別のお小遣い平均額 | ||
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年代 | お小遣いの平均額 | |
30代 | 3万940円 | |
40代 | 2万9,444円 |
お小遣いの全体の平均額は約3万円ほどで、コロナ禍前から約3,300円の増加となっています。
コロナ禍で生活様式も一変し、お小遣い事情も変わったようです。
お小遣いの使い道
お小遣いの使い道の中でも、コロナ禍でたまりがちなストレスの発散のために、どのようにお小遣いを使っているか、見てみましょう。
お小遣いの使い道 | |
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男性 | 女性 |
外食 | スイーツ・お菓子 |
お酒 | 外食 |
スイーツ・お菓子 | 旅行 |
旅行 | お酒 |
漫画 | 洋服 |
ストレス発散は「スイーツ・お菓子」や「外食」といった「食」が圧倒的に多くなっています。
4人に1人が貯金額0円
貯金額の割合 | |
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貯金額(円) | 割合(%) |
1万円~50万円以下 | 23.8% |
0万円 | 16.7% |
50万円超~100万円以下 | 12.3% |
500万円超~1千万円以下 | 12.2% |
1千万円超 | 12.1% |
400万円超~500万円以下 | 7.7% |
4人に1人が貯金額0円という衝撃的な結果が出ています。
年代別の貯金額 | |
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年代 | 貯金額 |
30代 | 283万円 |
40代 | 364万円 |
年齢が上がるにつれて年収が上がる方が多いので、貯金額も年齢を重ねるにつれて増えています。
年収が上がる見込みの少ない非正規
上記の調査結果からもわかる通り、年齢を重ねるにつれてお小遣いも増え、貯金額も増えています。頑張って働いていれば、少しずつ生活も豊かに楽になるように感じます。
しかし、年収が増えることをあまり見込めない非正規のかたは、年齢を重ねるにつれて平均額を下回る可能性が高まります。