卒業祝いにいくらつつめがいいか迷いませんか?多すぎても少なすぎても失礼になってしまいます。社会人としての一般的なマナーとして適切な金額を卒業祝いとして渡したいですよね。
卒業祝いの金額の相場ってどのくらい?
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卒業祝いとは
卒業祝いとは、卒業したことへのお祝いとして、お祝いのお金やプレゼントを贈ったり、宴席を開いたりすることを言います。
卒業祝いは、両親や祖父母など身内や親族間で行うのが一般的です。会社の上司や先輩、友人からお祝いがなくても失礼にはあたりません。
もちろん、身内や親族でなくてもお祝いをしても構いません。ただ、お祝いをしていただいた家族からのお祝い返しのことも考えて、お互いに負担にならない程度の金額でお祝いをしましょう。
卒業祝いの金額相場
お祝いにいくら包めばいいのか?失礼ならない金額はいくらなのか気になるところですが、お住いの地域ごとの風習などもあるので、年長の方に聞くのが無難です。
全国的なお祝いの相場の目安は、卒業するお子さん本人に渡す場合は5,000~10,000円となっています。
一方、親御さんに渡す場合は1万円から10万円とかなり幅があります。
卒業祝いを渡す時期
卒業祝いを渡す時期は、卒業式前後が多いようです。遅くとも3月中に贈るようにしましょう。
ただし、高校や大学の場合は留年の可能性もありますので、相手のお子さんが卒業できることをそれとなく確認しておくと安心です。
卒業祝いにお金を包んだり品物をプレゼントする場合の表書きは「祝御卒業」「卒業御祝」などとし、紅白の蝶結びの熨斗袋(のしぶくろ)か熨斗紙(のしがみ)で贈ります。
卒業と入学・就職の両方を祝う場合
高校を卒業したらすぐに進学や就職となる人もいます。「卒業祝い」と「入学祝い・就職祝い」を別々に贈ってもいいですし、両方を1度にお祝いしても問題ありません。
卒業と入学の両方を祝う場合の熨斗の表書きは「御祝」として、卒業祝いと入学祝を兼ねていることを口頭や文章で伝えるといいでしょう。
卒業後の進路
文部科学省の平成26年度「学校基本調査」によると、卒業後の進路先の割合は以下の様になります。
高校卒業後の状況 | |
---|---|
進路先 | 割合 |
大学 | 48.1% |
短大 | 5.8% |
専門学校 | 17.0% |
就職 | 17.5% |
一時的な仕事に就いた | 1.1% |
進学も就職もしていない | 4.5% |
高校を卒業生してから、大学・短大・専門学校などに進学する学生は約7割います。
大学卒業後の状況 | |
---|---|
進路先 | 割合 |
進学 | 12.6% |
就職 | 69.8% |
一時的な仕事に就いた | 2.6% |
進学も就職もしていない | 12.1% |
就職氷河期のころに比べれば少なくなりましたが、進学も就職もしていない人が約10%ほどいます。