「審査に落ちる理由には誤解もある!?必ず押さえておきたい申込みの極意」を紹介します。限られた時間内で審査の完了を求められる消費者金融では、誤解やあらぬ疑いで審査否決になることがあります。
申込みのポイント
ポイント
- 審査の基本は減点主義。「疑わしきは否決」
- 誤解されないために「備考欄」徹底活用
消費者金融の多くがネットキャッシングを展開しています。
特に、融資対象地域が全国エリアの消費者金融は、毎日多くの申込みを受けることになります。
数多くの申込みに対して、限られた時間内で審査の完了を求められるので、その審査の流れは、基本、減点主義で、融資できそうな申込者を絞り込むという作業になりがちです。
よって、“疑わしきは否決”となってしまいます。
このような審査では、本来、融資可能であった申込者も、業者側の誤解やあらぬ疑いなどによって、否決となっている可能性があります。
通常、キャッシング審査では、申込者に対して否決理由を教えることはありません。
したがって、もし、それが誤解やあらぬ疑いによる否決であっても、申込者には弁解する機会はないので、否決のままということになってしまいます。
これから消費者金融に申込みをする方は、このようなあらぬ誤解や疑いを持たれぬように、自分自身で対処する必要があります。
誤解されて審査否決のケーススタディ
特に注意が必要なケースを2例紹介します。
信用情報機関の更新漏れによる誤解
- 実際は自己破産免責済なのに、信用情報上、破産情報は記録されておらず、延滞事故情報だけ残っている
消費者金融の審査では、信用情報機関を利用した返済能力調査が行われることになります。この信用情報機関の情報は、加盟会員である、各貸金業者が更新報告をすることで、最新の情報を保っています。
しかし、中には、義務である更新を怠っていたり、間違った報告をしている業者もあります。
これは、特に自己破産をした方の信用情報に見受けられます。
消費者金融のアローやセントラル、いつもなどは過去に自己破産や債務整理をした方も審査対象にしていることを公言しています。自己破産や債務整理をした方は、信用情報機関の更新漏れで否決にならないように、自ら「自己破産」したことがあることを「申込みフォーム」の「備考欄」に入力しておくことをお勧めします。
居住年数・勤続年数の誤解
- 理由があって居住年数や勤続年数が短い場合
消費者金融の審査で、居住年数や勤続年数は、重要なポイントになります。
居住年数、勤続年数が長いことは評価されますが、逆に短いと、生活が不安定という理由で否決になりかねません。
しかし、居住年数0年という場合でも、例えば、「単身赴任先から自宅に戻ってきたばかり」「転勤したばかり」というような方もいますし、勤続年数0年という場合にも、「関連会社へ転属になった」「リストラされてすぐに仕事についた。前の職場は10年がんばった」というような方もいます。
このようなケースは、その理由では否決対象になりえないと思われます。
誤解がないように、やはりそのことを「お申込みフォーム」の「備考欄」に入力しておくことをお勧めします。
「備考欄」を見てみよう
セントラルの備考欄
呼び名は「要望欄」になっていますが備考欄と同じです。
アローの備考欄
「備考欄」に伝えておきたいことを入力しておきましょう。
備考欄をさらに徹底活用
審査で誤解されないために備考欄に入力するだけでなく、まだまだ使えます。
必要に応じて入力すること
- 本人確認の電話に出られない時間
- 家族にバレないようにしてほしい
- その他にわからないこと疑問に思うこと
消費者金融のすべてにこの「備考欄」があればいいのですが、ないところもあります。
何か伝えたいことがあれば、「備考欄」のある消費者金融を選ぶのも確実に審査にとおるポイントです。