公立中学校入学にかかる費用~制服や通学鞄の値段~

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中学校の費用 子供のお金

公立中学校入学にかかる費用~学校教育費や制服、通学カバン、武道~の値段と目安

奥野めぐみ

公立中学校の入学準備にはいくらかかるのでしょうか?
このページでは、文部科学省の「平成30年度子供の学習費調査」を参考に「公立中学校入学にかかる費用~学校教育費や制服、通学カバン、武道~の値段と目安」をご紹介します。是非参考にされてください。

公立中学校で必要な入学準備

公立中学校で1年間にかかる学校教育費

公立中学校は授業料がかかりませんが、遠足などの学校行事にお金がかかります。

公立中学校で1年間にかかる学校教育費の内訳
品目価格
修学旅行・遠足・見学費26,217円
学校納付金等16,758円
図書・学用品・実習材料費等25,413円
教科外活動費29,308円
通学関係費37,666円
その他3,599円
合計138,961円

学校指定品の価格

品目価格
制服ブレザー13,000~20,000円
制服ズボン
スカート
12,000~18,000円
制服Yシャツ
ブラウス
2,000~5,000円
夏服ズボン
スカート
6,000~10,000円
夏服Yシャツ
ブラウス
2,000~3,000円
体操着(半袖)2,000~3,000円
体操服(短パン)2,000~3,000円
ジャージ上/下5,000~6,000円
上履き
(体育館シューズ)
3,000~6,000円
通学鞄3,000~10,000円
柔道着(選択教科)3,000~6,000円
水着女子
男子(インナー含む)
3,000~6,000円
合計56,000~96,000円
※価格は消費税別で表示しております。

また、中学やご家庭のご事情によっては、上記のほかに自転車やパスや電車の定期券代、携帯電話の利用料などが必要になってきます。

けっきょく初年度にかかるお金は・・・

公立中学校の場合の初年度にかかるお金は、約20万円(194,961~234,961円)となります。

入学準備としては、約10万円ほどは最低でも準備しておきたいですね。

制服のサイズ選び

制服は学校指定の販売店で購入することになります。

私の住んでいる福岡県福岡市早良区には指定販売店が数店舗ありますが、裾上げや裾出しなどの補正無料やポイントカードがあったりとサービスの多少の違いがあります。

できればいくつかの店舗を見て回るか先輩ママ・パパに尋ねてみるのをおすすめします。

ワイシャツやブラウスも学校指定のものや校章やネームの入ったものを購入することが多いようです。

中学生の平均身長

中学の3年間は第二次成長期にあたり身長も体重も日に日に大きくなるので、成長を見越したサイズの制服を購入した方が経済的ですね。

夏服は時期が近づいてから購入してもいいのですが、冬服を購入する際に一緒に予約することが多いようです。

参考までに文部科学省「学校保健統計調査(令和元年度)」から中学3年間の平均身長をご紹介します。

 男子女子
11歳(小6)145.2cm146.6cm
12歳(中1)152.8cm151.9cm
13歳(中2)160.0cm154.8cm
14歳(中3)165.4cm156.5cm

男子も女子も平均で10cm以上も身長が伸びるので、制服は10~15cm上のサイズのものを購入しておくと安心です。(もちろん、成長には個人差がありますので必ず平均通りに成長することを保証するものではありまえせん。)

私の住んでいる地域では制服のリサイクルショップやフリーマーケットに制服が出品されるので、体操服やブラウスなど汚れやすく替えが欲しいものはそうしたお店や機会を利用しています。

制服丈出しなどの補正価格

私の住んでいる地域の制服の補正価格は以下のようになります。

補正箇所価格
上衣の袖丈出し詰め1,000円
スラックス
ウエスト出し詰め
1,000円
スラックス
丈出し詰め
600円
スカート
ウエスト出し詰め
2,500円
スカートの丈
裾出し詰め
2,000円
スカートの丈
ウエストから出し詰め
5,30円
※価格は消費税別で表示しております。

制服購入者は3年間サイズ補正無料のサービスがあったりするので、お店選びが重要ですね。

体操服のサイズ選び

体操服は学年別に色が違ったり、ネームや校章の刺繍があったりと学校ごとに違いがあるので指定販売店で購入することになります。

体操服は汚れがちなので何着買えばいいか迷うところですが、最初に2着ずつ購入して様子を見るのがいいでしょう。

部活動などで体操服を使用する場合は劣化も早くなるのでもう1着購入することになるかもしれません。

運動部でなかったり、綺麗に使うお子様なら1着だけでも間に合います。

ちなみにネームの刺繍が必要な体操服は手元に届くのに1~2週間くらいはかかるので余裕を持ってご準備ください。

通学カバン

通学カバンは学校指定のカバンを使う場合と市販の華美ではないカバンを使用していい場合と半々くらいのようです。

では、通学鞄が学校指定では無い学校の生徒は、どのようなタイプのものを使用しているのでしょうか。

リュックサック

リュックバッグ

今は大きめのリュックサックが人気があるようです。

徒歩でも自転車でも両手が空くので機能的ですね。

エナメルバッグ

エナメルバッグ

運動部は道具を入れるためか大きめのエナメルバッグを使っている子供が多いですね。

リュックサックも同じですが、大きなカバンに必要なものを全て詰め込むのが今の流行のようです。

スクールバッグ(ボストンバッグ型)

スクールバッグ

私が学生の頃は補助バッグやサブバッグと呼んでいましたが、今はスクールバッグ(スクバ)と呼ばれています。

スクールバッグだけで通学している子供は少ないようですが、部活の道具や体操服、お弁当などを入れるために補助的に使うことが多いようです。

武道選択教科について

平成24年度から中学校の保健体育で、武道・ダンスが必修教科となりました。

中学1・2年生で、ダンスと各学校が選択した武道科目を習うことになります。

スポーツ庁によると学校が選択した武道は以下の割合になっています。

学校が選択した武道の割合

  • 柔道:74.7%
  • 剣道:29.7%
  • 相撲:1.6%
  • 空手:0.6%
  • 合気道:0.5%
  • なぎなた:0.1%
  • その他:2.6%

多くの中学校で柔道が武道科目になっています。

柔道着は3,000~5,000円なのですが、剣道だと道着が約30,000円、防具一式が30,000~60,000円、竹刀が8,000円とまとまったお金が必要になるのでご注意ください。

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奥野めぐみ

専門知識: 奥野めぐみは活水女子短期大学卒業後、消費者金融業界で5年間の経験を積み、貸金業務取扱主任者の資格を取得し、3級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を保持しています。彼女の専門知識は金融分野における実務経験に基づいています。
学歴: 活水女子短期大学卒業
職歴: 消費者金融業界での5年の経験
資格: 貸金業務取扱主任者の資格、3級ファイナンシャル・プランニング技能士

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