中小消費者金融「ファースト」は、関東・東海エリアの一都八県に居住している方を対象に融資を行う、地域密着型の正規登録業者です。
茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・静岡にお住まいの方なら、来店不要・WEB完結での申し込みが可能です。
当サイトが2024年〜2025年にかけて実施した聞き取り調査によると、審査対応の丁寧さ・相談しやすさ・通過率の高さに関して、利用者から高く評価されています。
「すぐにお金が必要」「他社では全て断られてしまった」といった切実な状況でも、ファーストでは電話で丁寧に事情を聞いたうえで、柔軟な判断をしてもらえたという声が複数寄せられています。
初回融資は5万円〜30万円程度が中心で、信用情報に不安がある方や、多重債務状態でも審査通過したケースがあります。
実際、他社借入8件69万円でも「ファーストで10万円可決」されたという報告も確認しています。
他社で審査に落ち続けている方にとっても、もう一度チャンスがもらえる数少ない中小金融の一つといえるでしょう。「どうせダメだろう」と諦める前に、無理のない範囲で一度相談してみるのも選択肢です。
また、半年〜1年ほど返済を継続すれば、追加融資や増額相談も可能となるケースがあります(※再審査あり)。
一方、注意しておきたいのは、審査内容によっては郵送契約や在籍確認の電話が必要になることもあります。郵便物の受け取りや、職場への連絡に懸念がある方は、申し込み前に相談しておくことをおすすめします。
このようにファーストは、地域限定ならではの柔軟な審査基準と、利用者に寄り添ったフォロー体制が魅力です。大手や中堅消費者金融の画一的な審査で否決されてしまった方でも、現実的な借入の選択肢として前向きにご検討いただけます。。
この記事では、ファーストの審査の流れや必要書類、在籍確認の方法、申込みの注意点などをFPが解説しています。実際の審査通過者の口コミや、審査に通過しやすい属性や信用情報の傾向についても触れていますので、ファーストでの借入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 関東・東海の一都八県に限定して融資対応(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・静岡)
- 来店不要のWEB契約に対応(※一部、郵送契約になる場合あり)
- 初回融資は5~30万円が中心。返済実績次第で増額や追加融資の可能性あり
- 在籍確認は原則として勤務先への電話連絡
- 5ちゃんねる等でも「対応が丁寧」「審査が通りやすい」という口コミ多数
- 地域外在住の方は申込み不可なので、事前の確認が必要
- 郵便物の有無や確認方法は個別対応されることがあるため、気になる方は事前相談がおすすめ
ファースト簡単チェック! | |
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会社名 | 株式会社ファースト |
代表 | 宇野 正剛(ウノ マサタカ) |
住所 | 東京都港区新橋2-16-1ニュー新橋ビル3階 |
電話番号 | 0800-800-3393 0362057373 |
営業時間 | 月~金 9:30~17:30 休業日:土・日・祝日、GW、お盆、年末年始等 |
貸金業登録番号 | 東京都知事(2)第31889号 |
日本貸金業協会 | 第006218号 |
加盟信用情報機関 | JICC |
融資額 | 1万円〜300万円 |
金利 | 12.0%~20.0% |
遅延損害金 (実質年率) |
20.0%以内 |
返済方式 | 借入時残高スライド元利均等返済方式 |
返済期間 | 最長7年 |
返済回数 | 最大84回 |
担保・保証人 | 原則不要 |
必要書類 |
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お申込資格 | 年齢20歳以上、69歳以下のご本人に安定した収入のある方(※主婦の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある場合お申込みいただけます。)(※ただし、学生の方は安定した収入がおありでもお申し込みできません。) | 融資対象地域 | 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県に在住の方に限る |
審査にかかる時間 | 1~3営業日 |
融資までにかかる時間 | 1~5営業日 |
郵便物はある? | 原則、なし |
在籍確認の方法は? | 書類提出による在籍確認(属性によっては勤務先への電話) |
契約方法は? | 電子契約または来店契約 |
融資はいつ? | 契約完了後 |
初回融資額は? | 5〜30万円 |
審査の流れ |
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ファーストがオススメな人【典型的なファースト利用者の口コミ】
他社借入が複数ある方や、過去に任意整理などの金融事故歴がある方にとっては、「どこに申し込んでもダメかも…」と感じてしまうことも少なくありません。
しかし中小消費者金融ファーストは、そうした状況でも申込者の話を丁寧に聞き、個別の事情に応じた審査を行うことで知られています。
この項では、実際にファーストの審査に通過した方のリアルな口コミとあわせて、どんな人が可決されやすいのかを属性情報とともに紹介します。
年収 | 441万円 |
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勤続年数 | 6年6か月 |
雇用形態 | 正社員 |
保険種別 | 社会保険 |
免許証 | 有り |
家族状況 | 未婚・両親と同居 |
住まい・都道府県 | 千葉県 |
過去の金融事故内容 | 3年前に任意整理 残り61万を分割返済中(令和5年12月まで) |
他社借入 | 8社・計69万円(エイワ 15万円、フクホー 10万円、アクア 8万円、TアンドS 10万円、北海道キャネット 10万円、もみじファイナンス 10万円、ちょいカリ 3万円、ポケットマネー 3万円) |
希望借入額 | 10万円 |
借入理由 | 生活費 |

ぶっちゃけダメ元だったけど、ファーストで10万通ったので報告。
年収441万で正社員、勤続6年半。任意整理から3年、まだ返済中。借入8件で計69万。完全に詰んでると思ってたけど、まさかの審査通過。
朝申し込んで、昼に電話きて、書類送ったら夕方に可決の連絡きた。翌朝には口座に入金されてた。
どうせ断られると思ってる人も、1回出してみてもいいかも。対応は丁寧で、話ちゃんと聞いてくれる。
ギャンブルで借金増やした自分でも通ったんで、属性より状況説明の仕方が大事かも。
とりあえず今月は乗り切れたんで、次は完済目指して頑張る…つもり。
※個人の感想です
- 朝:申込
- 昼過ぎに電話確認
- 必要書類をメールで提出
- 17時頃審査通過の連絡
- 在籍確認の電話
- 電子契約
- 翌日9時30分ごろ振込融資
任意整理後も返済中、かつ多重債務という厳しい状況でも、ファーストは話を丁寧に聞いたうえで融資可否を判断してくれます。
柔軟な審査姿勢が魅力ですが、郵送契約や在籍確認が必須となる場合もあり、職場や家族に知られたくない方は事前相談を。
無理なく使えば、立て直しのきっかけになる選択肢です。
ファーストの口コミ評判
ファースト審査の流れ
中小消費者金融ファーストの審査は、大手とは違い「人の目で丁寧に見てもらえる」との声が多くあります。
審査通過のポイントは、信用情報だけでなく、申込時の電話対応や提出書類の内容も含めた「総合判断」。
このセクションでは、ファーストの審査の流れと、電子契約・郵送契約それぞれの違いについて詳しく解説します。
在籍確認や即日融資のタイミングが気になる方は、事前に把握しておくことで安心して申し込みができるはずです。
電子契約の場合
まずはファーストの公式サイトから申し込みます。
入力項目は一般的な内容で、3分ほどで完了します。
申込後、当日〜翌営業日にファーストから電話がかかってきます。
申込内容の確認や、提出書類の案内があります。
提出された情報・書類・電話内容などをもとに、本審査が行われます。
信用情報や借入状況などもあわせて総合的に判断されます。
通常は勤務先への在籍確認がありますが、給与明細・源泉徴収票・社会保険証などを提出すれば、在籍確認の電話が省略されることもあります。
どうしても電話連絡を避けたい方は、事前に相談してみるとよいでしょう。
在籍確認が完了すると、ファーストから可決の連絡が入ります。
あわせて振込先の口座情報を確認されますので、間違いのないように準備しておきましょう。
契約はすべてWEB上で完結できます。
ファーストの専用マイページにログインし、契約内容を確認のうえ、必要項目を入力・同意すれば手続き完了です。
郵送不要・返送不要なので、スピード重視の方に適しています。
電子契約が完了すると、最短で即日〜翌営業日に指定口座へ融資が実行されます。
口コミでは「17時頃に契約完了→翌朝9時半に着金」というケースも複数確認されています。
できるだけ早く融資を受けたい場合は、午前中の早めの申し込みがおすすめです。
郵送契約の場合
まずはファーストの公式サイトから申し込みます。
入力項目は一般的な内容で、3分ほどで完了します。
申込後、当日〜翌営業日にファーストから電話がかかってきます。
申込内容の確認や、提出書類の案内があります。
提出された情報・書類・電話内容などをもとに、本審査が行われます。
信用情報や借入状況などもあわせて総合的に判断されます。
融資が可能と判断された場合、勤務先への在籍確認があります。
会社名は出さず個人名での電話になるため、配慮されています。
在籍確認が取れた後、ファーストから最終連絡があります。
審査結果の報告と、振込口座の確認が行われます。
その後、契約書類が書留で自宅に届きます。
到着したらファーストに電話連絡を入れて、住所確認が完了。
記入・返送後、正式な契約となります。


郵送の連絡はないね
水曜日の夜マイページ確認済み
木曜日発送
契約書類がファーストに到着すると、受取確認の電話があります。
その後、指定口座に融資金が振り込まれます。
融資対象地域
全国対応ではありません
中小消費者金融ファーストは、全国対応ではなく、特定の地域に限定して融資を行っている業者です。
このため、「申込みたいけれど対象エリア外だった」とがっかりされる方も少なくありません。
まずは、お住まいの地域が対象に含まれているかどうかをご確認ください。
現在、ファーストの融資対象となっているのは、以下の関東・東海地方の9都県です。
- 茨城県
- 栃木県
- 群馬県
- 埼玉県
- 千葉県
- 東京都
- 神奈川県
- 山梨県
- 静岡県
この9都県のいずれかに居住していれば、ファーストの審査・契約・振込融資までをWEB完結で行うことが可能です。
郵送契約や電話対応が必要になる場合もありますが、店舗への来店は不要ですので、比較的スムーズに手続きが進みやすい傾向があります。
一方で、これらのエリア以外にお住まいの方は、残念ながらファーストの利用はできません。
ですが、中小消費者金融のなかには、全国対応している業者もあります。
同じく地域密着型で柔軟な対応に定評のある業者として、以下のような選択肢があります。
- アルコシステム:全国対応
- エクセル:全国対応
- フリーローンよしき:全国対応
- 北海道キャネット:北海道を中心に対応(地域限定)
- 関西キャネット:京都を中心に対応(地域限定)
当サイトが行った審査通過者への聞き取り調査でも、これらの業者では、他社借入がある方や任意整理後の方でも融資に至った事例が確認されています。
お住まいの地域やご自身の状況に合わせて、無理のない範囲で選択肢を広げてみるのも一つの方法です。
下記には、それぞれの業者に関する詳細記事をまとめています。
ご自身に合いそうな業者があれば、ぜひあわせてご覧ください。
ファーストの審査時間
初めてファーストに申し込む方にとって、審査にどれくらい時間がかかるのかはとても気になる点ではないでしょうか。
特に、急ぎでお金が必要な状況では、「できるだけ早く借りたい」という気持ちになるのも自然なことです。
ファーストの公式サイトでは、最短30分で審査回答と記載されています。
ただし、当サイトが行った利用者20名への聞き取り調査では、実際の回答時間はおおむね即日〜5日程度という結果でした。
特に土日祝日を挟む場合は、少し時間がかかることがあります。
比較的スムーズに進んだ方でも、審査回答まで1〜3営業日程度かかるケースが多く見られました。
これは、書類の提出やヒアリング内容を踏まえて、ファースト側で慎重に審査を行っているためと考えられます。
一方で、即日〜翌日に連絡があるケースには、以下のような特徴が見られました。
- 他社借入件数が少ない
- 過去の金融事故から時間が経っている
- 雇用・収入が安定している
反対に、審査に時間がかかる傾向にあるのは、以下のような方です。
- 他社借入が複数件ある
- 比較的最近、金融事故(任意整理・自己破産など)がある
- 総量規制(※年収の3分の1を超える借入)に近い、または超えている
過去に金融事故歴がある方や、他社借入が複数ある方の場合、ファースト側でも「本当に返済できるか」「債務整理前の最後の借入ではないか」などを慎重に判断します。
このため、審査には数日かかるケースも珍しくありません。
ただ、審査に時間がかかるからといって、必ずしも否決というわけではありません。
時間をかけて丁寧に審査しているからこそ、可決に至るケースもあることを、当サイトでの聞き取り調査から確認しています。
申し込み後に電話連絡があった際は、現在の状況や事情を落ち着いて丁寧に伝えることが大切です。
実際に、電話でのやり取りをきっかけに可決したとみられる例も複数報告されています。
ファーストは、過去に金融トラブルがある方でも、現在の雇用状況や返済姿勢を踏まえて柔軟に判断する中小消費者金融です。
審査中は不安に感じるかもしれませんが、連絡の際には誠実に対応することが、通過への一歩になるかもしれません。
また、審査の結果を待つあいだは、今後の返済計画や生活設計を見直す良いきっかけにもなります。
焦らずに、今後の資金繰りを冷静に考えてみる時間として活用してみてください。
融資時間の目安。即日融資できる?
※午前中に申し込んで、書類提出や電話対応が極めてスムーズに進んだ場合は、夕方に振込された例もあります。
※来店契約ができれば、即日融資の可能性が高まります(ただし予約状況によります)。
急ぎでお金が必要な方にとって、「即日融資できるかどうか」は大きな関心事だと思います。
ファーストの公式サイトにも「即日対応」の記載がありますが、当サイトが実施した利用者20名への聞き取り調査では、即日融資は例外的なケースに限られていました。
実際の融資までの期間は、以下の通りです。
- 即日融資:2名
- 翌日融資:6名
- 3日目に融資:10名
- 5日目に融資:1名
- 1週間後に融資:1名
どの方も早めの融資を希望されていましたが、審査回答が翌日以降になるケースや、書類提出後の連絡が数時間〜翌日にずれ込むケースが多く、即日対応はかなりハードルが高いと感じます。
ファーストは大手と比べて規模の小さい中小消費者金融であり、審査対応を少人数で行っていること、5ちゃんねるなどで「審査が甘い」と話題になることで申込が集中していることなども、審査に時間がかかる一因と考えられます。
とはいえ、スペースやもみじファイナンスのように、申込から融資までに1ヶ月近くかかることが多い業者と比べれば、ファーストは比較的スムーズな部類に入ります。
申し込みの際は、少しだけ気持ちに余裕をもっておくとよいかもしれません。
なお、ファーストの店舗に来店できる場合は、その場で契約と融資が完了する可能性もあります。
ただし、審査状況や来店予約の都合により、必ずしも当日の対応が可能とは限りません。
どうしても急ぎで融資を受けたい方は、即日審査・即日振込に強い中堅消費者金融である「セントラル」や「いつも」も視野に入れるとよいでしょう。
また、Web完結で対応が早い「アルコシステム」も、ファーストと同じ文脈で語られる貸金業者としておすすめです。
申し込んでから融資までどのくらいかかるって考えておけばいい?
郵送してもらうのに時間かかるんだよね?


奇跡的に審査通過して当日中に書留発送してくれた 翌日書留受け取ってまた電話してその日の内に振り込まれたから最短二日かな
審査に時間かかったり昼間書留受け取れない人とかだともっとかかるかと
最短2日って感じですね。
直接店まで行くか迷ってたけど、そのくらいなら郵送でもいきかな、と思えてきた。


1週間は見とけよ
ファーストに申し込んでから審査通過して、郵送物を受け取って、振込融資を受けるのにかかる時間は1週間はかかると思っておいた方が良いですね。
これより早く融資を受けられ他との口コミもありますが、それはラッキーだっただけです。
土日祝日もお金借りられる?
「今すぐお金が必要だけれど、週末しか動けない…」という方にとって、土日祝日に借りられるかどうかは大切なポイントではないでしょうか。
ただ、ファーストは土日祝日の審査・融資対応を行っておらず、申込みは可能でも実際の対応は翌営業日から順次処理される仕組みです。
中小消費者金融の多くは、営業時間や審査体制に限りがあるため、土日祝日は休業としているところが大半です。
そのため、即日融資を希望される場合は平日に申し込むのが基本となります。
とはいえ、どうしても週末中にお金が必要という方もいらっしゃると思います。
そのような場合には、セントラルのように土日祝日も営業している中堅消費者金融を検討してみてもよいでしょう。
また、ライオンズリースは土曜日(第2土曜を除く)14時まで営業しており、土曜日中の融資対応が可能なケースもあります。
ご自身の都合や緊急度に応じて、営業日や審査体制の整った貸金業者を選ぶことが、スムーズな借入への近道となります。
無理のない範囲で、ご自身に合った選択肢を検討してみてください。
1週間たっても連絡が来ないとき
迷惑メールフォルダに連絡が届いていないかチェックしてみましょう。
申し込みをしてから数日たっても連絡がないと、不安になってしまう方も多いと思います。
「審査に落ちたのでは?」「申し込みが受理されていないのでは?」と心配になるかもしれません。
まずは、迷惑メールフォルダに審査関連のメールが届いていないかを確認してみてください。
特に中小消費者金融(いわゆる街金)からのメールは、自動で迷惑フォルダに振り分けられることが珍しくありません。
また、Gmailを使用している場合、セキュリティの影響で通知が届きにくくなる傾向もあります。
これから申し込まれる方は、可能であればGmail以外のメールアドレスの使用も検討してみてください。
それでも連絡がこない場合は、審査が止まっている可能性もあります。
ファーストは少人数で運営されている会社のため、混雑時や繁忙期には処理が遅れてしまうこともあるようです。
1週間以上経過しても何の連絡もない場合には、ご自身から進捗を確認することをおすすめします。
申込者からの問い合わせで審査結果に悪影響が出ることはありませんので、安心してお問い合わせください。
直接確認することで、申込状況が把握でき、無用な不安を減らすことにもつながります。
「いつ連絡が来るのか」悩み続けるより、早めに行動することも選択肢のひとつです。
ファーストの申し込み条件
「自分はファーストに申し込めるのか」と不安に感じている方も多いかもしれません。
この章では、ファーストに申し込める人の基本条件と、審査で見られやすいポイントをわかりやすく解説します。
年収や勤務状況に不安があっても、すぐにあきらめる必要はありません。
年齢・職業は?学生、自営業者は借りられる?
申し込みの基本条件は、「20歳以上69歳以下で、安定した収入がある方」とされています。
これはファーストの公式サイトにも明記されています。
※主婦の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある場合お申込みいただけます。
※ただし、学生の方は安定した収入がおありでもお申し込みできません。
(ファースト公式サイトより引用)
つまり、自営業やアルバイトの方も対象になりますが、学生の方は原則申込不可となっています。
この点は、他の中小消費者金融と同様の運用です。
また、以下のようなケースでは審査対象外になる可能性が高いため、申し込み前にご注意ください。
- 現在、収入がまったくない方(無職)
- 収入が失業保険・障がい者年金のみの方
- 年収の3分の1を超える金額を借りようとしている方
- ファーストの融資対応地域外にお住まいの方
これらの条件に該当する場合、申し込みをしても審査の対象になりません。無理に申し込まず、ご自身に合った貸付条件の業者を探すことが大切です。
安定した収入とは?年収と勤続年数の目安
「安定した収入」とは、具体的にどのくらいの収入や勤続年数があればいいのでしょうか?
当サイトがファーストの利用者に聞き取りを行った結果、ある程度の目安が見えてきました。
年収190万円・勤続半年のパートでも審査通過事例あり
年収が300万円以上で勤続1年以上という方が、比較的スムーズに審査を通過してます。
ただし、年収が低くても毎月の安定収入と在籍確認が取れれば、通過した事例も確認できています。
つまり、審査では年収の金額だけでなく、「継続的に返済していけるか」という点が重視されていると考えられます。
一方で、過去1年以内に遅延がある場合は、審査通過が難しくなる傾向が見られます。
信用情報機関に記録された内容も確認されるため、申し込みの前に一度、ご自身の返済状況を整理しておくことをおすすめします。
「収入が少ないから…」と最初からあきらめず、無理のない範囲で問い合わせや事前相談をしてみるのも選択肢のひとつです。
ファーストの必要書類
申し込みに進む前に、「どんな書類が必要なのか」を把握しておくことはとても大切です。
消費者金融の審査では、指定された書類をきちんと提出できるかが、審査通過の第一歩となります。
ファーストでも、いくつかの書類が必須とされています。
あらかじめ準備を整えておくことで、審査にかかる時間を短縮できる可能性もあります。
- 【必須】健康保険証
- 【必須】運転免許証または住民票、マイナンバーカード
- 【必須】収入証明書(源泉徴収票または給与明細書2ヶ月分など)
- 自宅宛の郵便物
【必須】健康保険証
ファーストでは、健康保険証の提出が必須です。
身分の確認と勤務先の確認を兼ねており、本人確認の中でも特に重要な書類です。
マイナンバーカードと一体化された「マイナ保険証」の場合は、マイナポータルから取得した保険証情報の画像を提出する形でも受付可能です。
健康保険証をお持ちでない場合は、ファーストには申し込めません。
これはファーストに限らず、多くの中小消費者金融(街金)でも同様で、保険証の提出が審査条件となっているケースがほとんどです。
もし現時点で保険証が手元にない方は、申し込みを進める前に加入手続きを行うなど、環境を整えてから再検討することをおすすめします。
【必須】運転免許証またはマイナンバーカード、住民票
本人確認書類としては、運転免許証、マイナンバーカード、または住民票のいずれかの提出が必要です。
顔写真付きの書類(免許証・マイナンバーカード)があると、確認がスムーズに進むケースが多く見られます。
住民票を使う場合は、発行から3ヶ月以内の原本を用意してください。
【必須】収入証明書
ファーストでは、すべての申込者に収入証明書の提出を求めています。
これは貸金業法で義務付けられている場合に限らず、独自の審査基準として必要とされるためです。
提出書類の例としては、以下のようなものがあります。
- 源泉徴収票(直近のもの)
- 給与明細書(直近2ヶ月分+賞与明細書)
- 確定申告書(自営業者など)
- 青色申告決算書、収支内訳書
- 所得証明書、納税通知書、納税証明書
- 年金証書、年金通知書(年金受給者の場合)
ファーストの公式サイトを見ると、源泉徴収票または収入証明書のいずれかでよいように感じられますが、実際には複数書類の提出を求められるケースが多いのが実情です。
特に、源泉徴収票(最新のもの)と給与明細書2ヶ月分を同時に提出している利用者が多く確認されています。
万一、収入証明書に不備があると審査が長引いたり、確認の連絡が入ることもあります。
少し手間に感じるかもしれませんが、最初にしっかりと準備しておくことが、スムーズな融資につながるといえるでしょう。
必須ではないが提出を求められることがある書類
ファーストでは、ご本人の居住実態を確認するために、自宅宛てに届いた郵便物の提出を求められるケースがあります。
これは、申し込み時に申告した住所が実際に生活の拠点となっているかを確認する目的で行われるものです。
水道・電気・ガスなどの公共料金の明細書や、NHKの請求ハガキなどが有効な書類として挙げられます。
一方で、携帯電話会社からの請求書やDM類は対象外とされることが多く、確認書類としては認められない可能性があります。
あらかじめご自宅に届いている公的性質のある郵便物を確認し、準備しておくと安心です。
必要書類の提出方法
必要書類の提出は、スマホで撮影した画像をファーストの指定メールアドレスに添付送信する形式が基本です。
ただし、画像のブレやピンボケ、文字の読みづらさがある場合は、再提出となり審査が後回しになる可能性があります。
できるだけ明るい場所で、書類全体が写るように撮影してください。
撮影時の注意点として、以下のようなポイントに気を配るとスムーズです。
- 書類全体が枠内に収まっているか
- 光の反射や影が文字を隠していないか
- 裏表の両面が必要な書類は両方撮影しているか
書類の提出まで進むと「もう審査に通ったのでは」と期待したくなるものですが、この後に最終審査や在籍確認が控えています。
そのため、提出段階で審査が確定するわけではありません。
結果の連絡が来るまでは、気持ちを落ち着けて冷静に待つようにしましょう。
ファースト審査通過の目安
中小消費者金融、いわゆる街金の審査は、大手とは異なる独自の基準で行われています。
ファーストも例外ではなく、過去に債務整理や自己破産を経験した方、すでに複数社からの借入がある方など、いわゆる「金融ブラック」と呼ばれる属性の方に対しても融資のチャンスがあるのが特徴です。
※ここで言う「ブラック」とは、債務整理・自己破産をした方、または過去に長期延滞があったものの完済済みの方を指します。
当サイトが行った聞き取り調査では、中小消費者金融ではこのような属性でも、申込内容や現在の収入状況によっては審査通過の可能性があります。
一方で、現在進行形で延滞している方や、年収の3分の1を超える借入がある総量規制の対象外となるケースでは、街金であっても審査通過は極めて困難です。
そのため、「ブラックでも借りられる」というイメージだけで安易に申し込むのではなく、自分の借入状況を一度整理してから検討することが大切です。
また、大手消費者金融(例:プロミス、アコム、アイフル)などで審査に通る方は、そもそも街金のターゲット層とは異なります。
ファーストのような中小業者は、大手で断られた方を対象に、収入や返済意欲を見ながら個別に判断しています。
ただし、現在延滞中の方は審査に通過することはありません。
延滞が続いたまま申込を重ねると、状況がさらに悪化してしまう可能性もあります。
焦って闇金やソフト闇金、給料ファクタリングなどに手を出すと、取り返しのつかないトラブルにつながりかねませんので、絶対に避けてください。
さらに、中小消費者金融は返済に遅れた際の対応が大手よりも厳しい傾向にあります。
連絡手段がエスカレートするだけでなく、法的な差し押さえや強制執行に至るケースもあるため、返済管理は特に慎重に行う必要があります。
もし、現在の借入状況に悩みを抱えているなら、一度立ち止まり、債務整理や家計の見直しも含めた「人生の再設計」を考えてみるのも選択肢のひとつです。
中小金融の利用は、あくまで最終手段のひとつとして、無理のない範囲での検討をおすすめします。
他社借入の目安。多重債務でも借りられる?
他社借入が複数ある方にとって、「自分でも審査に通るのか」という不安は大きいと思います。
ここでは、ファーストでの審査通過事例をもとに、他社借入件数と審査結果の関係について解説します。
当サイトが確認した審査結果では、以下のような傾向が見られました。
- 他社借入なし:通過3件
- 他社借入2件:通過5件
- 他社借入3件:通過5件
- 他社借入4件:通過3件
- 他社借入5件:通過2件
- 他社借入6件:通過2件
- 他社借入8件:審査否決
上記の結果から見ると、総量規制(年収の3分の1を超えない範囲)を守っていても、借入件数が7件を超えると審査が厳しくなる可能性があると判断できます。
実際に、以下のような属性の方が審査に通らなかったケースも確認されています。
年収 | 360万円 |
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勤続年数 | 8年 |
雇用形態 | 正社員 |
保険種別 | 社会保険 |
免許証 | 有り |
家族状況 | 独身 |
住まい・都道府県 | 東京都 |
過去の金融事故内容 | 任意整理(半年後に完済予定) |
他社借入 | 8件103万円(セントラル20、フクホー20、北キャネ20、アロー10、ティーアンドエス10、auスマロ10、ちょい借り8、AZ5) |
希望借入額 | 10万円 |
借入理由 | 生活費 |

正直、自分でも「よくここまで増やしたな…」って思います。
気づけば借入8件。任意整理もまだ終わってないのに、また申し込もうとしてたのが間違いでした。
それでもどこかで「ワンチャンいけるかも」って期待してた自分が甘かったんだと思います。
もし同じような状況の人がいたら、まずは借入の整理から始める方が現実的です。
これをきっかけに、自分の生活とちゃんと向き合おうと思いました。
※個人の感想です
この方は総量規制の範囲内であっても、借入件数の多さや過去の金融事故履歴が影響し、審査に通らなかったと見られます。
ただし、件数が多いからといって一律に否決されるわけではなく、借入額や返済状況、職業・勤続年数などの全体的なバランスが審査の判断材料となります。
もし4件以上の借入がある場合でも、現在延滞がないことや、毎月安定した返済ができていることを確認してから申し込むようにしましょう。
不安なときは、無理に申し込む前に、借入状況を整理し直すこともひとつの選択肢です。
自己破産後でも借りられる?
自己破産を経験された方にとって、「もうどこからも借りられないのでは」と不安になることは自然なことです。
ですが、中小消費者金融の中には、状況によっては柔軟に審査を行っている業者も存在します。
実際、当サイトが確認した中に、自己破産免責からわずか3か月後に10万円の融資を受けた事例があります。
年収 | 350万円 |
---|---|
勤続年数 | 1年3か月 |
雇用形態 | 正社員 |
保険種別 | 社会保険 |
免許証 | 有り |
家族状況 | 独身 |
住まい・都道府県 | 静岡県 |
過去の金融事故内容 | 3か月前に自己破産 免責 |
他社借入 | なし |
希望借入額 | 10万円 |
借入理由 | 生活費 |
審査歴 | 否決:PayPayカード、メルペイ、ファミペイローン等 |

平日のお昼に申し込んだら、すぐにファーストから電話がありました。
ヒアリングの中で「携帯電話の契約者名義は誰か?」と聞かれたのが少し意外でしたが、正直に「母親です」と伝えても特に問題はなかったです。
その後、免許証・保険証・公共料金の領収書・給与明細をメールで提出。
在籍確認の電話が職場に入り、そこから1時間ほどで10万円の審査通過→Web契約→即日振込まで完了。
対応も早くて本当に助かりました。
※個人の感想です
このように、ファーストでは自己破産後まもない方でも、条件を満たせば借入できるケースが確認されています。
ただし、自己破産直後の場合は初回融資額が3万〜10万円程度と、少額からのスタートになる傾向があります。
一方で、免責から3年・4年・5年と時間が経つにつれて、20万~30万円の融資が通った事例も寄せられています。
自己破産をした時点で他社借入はゼロになりますが、金融機関側から見ると「再び返済不能になるのでは」という懸念もあるため、慎重に様子を見る傾向があります。
そのため、最初は少額でもしっかり返済を重ねることで、追加融資や増額が受けやすくなるという流れが一般的です。
ファーストは追加融資にも比較的柔軟な姿勢をとっており、延滞や返済トラブルを避けることが信頼構築につながります。
今は不安が大きくても、丁寧に実績を積み重ねていくことで、再び選択肢を広げていくことができます。
無理のない範囲で、少額から検討してみるのも一つの方法です。
債務整理支払い中でも借りられる?
任意整理や特定調停、個人再生などの債務整理中においては、審査に通過するのが難しいと感じている方が多いかもしれません。
実際、大手の金融機関では、残債の支払い中という理由で審査が否決となるケースも少なくありません。
ですが、中小消費者金融の一部では、事情を踏まえて柔軟な対応をしている事例も確認されています。
当サイトが行った聞き取り調査によると、ファーストでの可決事例が複数寄せられており、支払い中であっても一定の条件下で審査に通ったという声が届いています。
たとえば、任意整理から3年が経過し、残り31万円の支払い中だった利用者が、10万円の融資を受けたケースがありました。
この方は正社員として勤務し、安定した収入がある一方で、すでに複数の中小金融業者から借入がある状況でした。
「さすがにもう難しいかもしれない」と感じながらも、ファーストに申し込んだところ、審査に通過し、必要な生活費を確保できたという報告がありました。
以下は、実際に寄せられた通過事例の一つです。
年収 | 460万円 |
---|---|
勤続年数 | 6か月 |
雇用形態 | 正社員 |
保険種別 | 社会保険 |
免許証 | 有り |
家族状況 | 未婚・両親と同居 |
住まい・都道府県 | 広島県 |
過去の金融事故内容 | 2年半前に自己破産 |
迷惑をかけた業者 | PayPay銀行、イオンカード、消費者金融大手4社 |
他社借入 | 5社・計70万円(いつも20万、eクレジット10万、auPayスマートローン20万、AZ10万、アルコシステム10万) |
希望借入額 | 30万円 |
借入理由 | 生活費、支払い |

短期間で借入が増えていたので諦めかけていましたが、
ファーストでは話をきちんと聞いてもらえ、結果的に10万円の融資を受けられました。
※個人の感想です
もちろん、すべての方が同様に可決するとは限りません。
しかし、債務整理中でも「現在の返済状況」や「生活の安定性」などを重視して判断されるケースがあるのは事実です。
もし現在返済中であっても、勤務状況や収入、提出書類の内容に一定の信頼性があると見なされれば、審査の可能性はゼロではありません。
そのためにも、電話対応の際には、現状を正直かつ丁寧に伝えることをおすすめします。
不安な状況だからこそ、焦らず一つひとつ丁寧に向き合う姿勢が、審査結果にも良い影響を与えるかもしれません。
無理のない範囲で、選択肢のひとつとして検討してみてください。
延滞中でも借りられる?
今まさに返済が遅れている状態で、新たにお金を借りたい──そんな切実な状況にある方もいらっしゃるかもしれません。
そのような中で「ファーストなら審査が甘いのでは?」という噂に期待を寄せる方もいるでしょう。
ですが、現在進行形の延滞がある状態では、ファーストの審査でも通過は難しいと考えるべきです。
当サイトが行った利用者からの聞き取りでも、延滞中の申し込みが可決されたという事例は確認できていません。
中小消費者金融の中には、過去に事故歴がある方や、債務整理経験者に対して柔軟な審査を行うところもあります。
しかし、「現在返済が滞っている」=新たな返済をする余力がないという判断につながるため、審査通過は非常に困難です。
ファーストに限らず、他社からも借りられないという状況であれば、まずは延滞を解消することが最優先になります。
支払先と相談し、分割や支払猶予などの交渉を行うことで、今後の選択肢が広がる可能性もあります。
延滞を解消し、一定期間しっかりと返済を続けた実績ができれば、審査通過の可能性も少しずつ高まっていきます。
焦って無理な申込みを繰り返すのではなく、まずは足元を整えることが、次の一歩につながるかもしれません。
無理のない範囲で、できることから取り組んでみてはいかがでしょうか。
総量規制ギリギリまで借りられる?
すでに複数の金融機関から借入があり、総量規制の上限に近い状況でも借りられるのかという点は、多くの方にとって大きな関心事ではないでしょうか。
貸金業法に基づく「総量規制」では、年収の3分の1を超える貸付は禁止されています。
つまり、年収が440万円であれば、貸金業者からの借入限度額はおおよそ146万円までとなります(銀行カードローンは対象外)。
この上限に近づくと、審査がより慎重に行われる傾向が強くなります。実際、総量規制ギリギリの申込は否決となるケースが多いというのが、当サイトが行った審査通過事例の傾向です。
しかし、審査通過が不可能というわけではありません。
申し込み者の勤続年数や雇用形態、生活の安定性、返済履歴など、総合的に判断された結果、残り枠5〜10万円程度の借入が認められた例も確認されています。
無理な借入を勧める意図ではありませんが、「もう通らないだろう」と諦める前に、必要最小限の額で誠実に申し込む姿勢も大切かもしれません。
以下は、実際に総量規制の枠が残り10万円ほどの状態で、審査に通過した方の事例です。
年収 | 440万円 |
---|---|
勤続年数 | 10年 |
雇用形態 | 正社員 |
保険種別 | 組合保険 |
免許証 | 有り |
家族状況 | 独身 |
住まい・都道府県 | 東京都 |
過去の金融事故内容 | 個人再生(残り消費者金融40万円、クレカのショッピング45万円) |
他社借入 | 3件70万円(セントラル50万円、AZ15万円、アルコシステム10万円、アロー20万円、サクッとちょいカリ1万円) |
希望借入額 | 10万円 |
借入理由 | 生活費 |

家計のやりくりが本当に下手で、こんなことになってしまいました…。
でも今回は、どうしても今月の支払いが足りなくて、思い切って申し込んだところ、5万円だけ通してもらえました。
正直ダメ元でしたが、仕事はずっと続けてるし、返済は遅れずに頑張ってきたのが見られてたのかも。
「これ以上はもう借りられないな」と改めて痛感しました。これを最後に、今度こそ立て直したいです。
※個人の感想です
ファーストの電話ヒアリング
お申込み後、ファーストでは申込フォームに記載された情報をもとに一次審査が行われます。
この段階で「融資の検討に値する」と判断された場合に、担当者からの電話ヒアリングへと進みます。
電話でのやり取りは、申込内容の確認が主な目的ですが、今後の返済に無理がないかを慎重に判断する重要なプロセスでもあります。
そのため、内容によってはやや突っ込んだ質問がされることもありますが、決して責めるようなものではありません。
当サイトが行った利用者からの聞き取りによると、以下のような質問が多く見られました。
- 債務整理の時期と理由
- 債務整理を行った業者名と現在の返済状況
- 勤務先の業種・職種・役職・会社の電話番号
- 年収および給与明細の内訳
- 手取り収入から生活費等を引いた後に残る金額
- 家族構成や住所、緊急連絡先となる方の電話番号
- 必要書類の提出が可能かどうか
- 信用情報(JICC)に基づく確認事項(延滞履歴、多重債務の有無など)
ヒアリングでは、JICC(日本信用情報機構)の情報を見ながら進められることもあります。
過去の債務整理や延滞、他社借入の状況なども正確に把握されているため、内容を偽ってもすぐに分かってしまうのが実情です。
緊張してしまうかもしれませんが、ありのままの状況を素直に伝える方が、結果的には審査にとってもプラスになることが少なくありません。
電話ヒアリングは通常1回で終わることが多いですが、申込内容や確認事項の多さに応じて、2回以上行われるケースもあります。
実際に電話を受けた方の感想では、「話し方が丁寧で安心できた」「親しみやすい対応だった」という評価がある一方で、「やや事務的」「冷たい印象だった」と感じた方もいらっしゃいました。
これは、金融という性質上、相手の口調や言葉選びに敏感になりやすい状況であることが関係しているかもしれません。
お金の相談は誰にとっても大きな決断です。不安な気持ちを抱えたまま電話に臨むのは当然のことです。
だからこそ、深呼吸をして気持ちを整えてから受けるようにし、落ち着いて質問に答えていくことが大切です。
「この質問にはどう答えたらいいのか」と迷ったときは、無理に答えを作らず、正直に状況を伝えることが最善の対応となります。
審査のプロセスを知った上で備えることで、より安心してやり取りに臨めるはずです。
ファーストの在籍確認
ただし、書類で勤務先の在籍が確認できない場合は、勤務先への電話確認が行われることもあります。
お申込みを検討されている方の中には、「在籍確認の電話が会社にかかってきたらどうしよう」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
在籍確認とは、本当にその勤務先に勤めているかどうかを確認する審査の一環で、多くの金融機関で実施されています。
一般的には、勤務先への電話連絡によって行われますが、近年ではプライバシーや職場への配慮から、書類提出による在籍確認を採用する中小消費者金融も増えています。
ファーストにおいても、「社会保険証」「源泉徴収票」「給与明細書(直近の2ヶ月分)」の提出によって、勤務先への電話を省略できた事例が複数確認されています。
当サイトが独自に行った聞き取り調査(計20名)では、以下のような傾向がありました。
- 書類で在籍確認が済んだ方:14名
- 勤務先へ電話連絡があった方:6名
勤務先への電話連絡が行われた方に共通していたのは、次のようなケースでした。
- 源泉徴収票を提出できなかった
- 給与明細が手書きで信頼性に欠けた
- 提出書類が国民健康保険証で、勤務先との関連性が確認しづらかった
このように、提出する書類の内容や信頼性によって在籍確認の方法が変わることが分かります。
もちろん、すべてのケースで在籍確認の電話が省略されるわけではありません。
審査上の判断によっては、提出書類がそろっていても電話確認が必要となる場合もあることにご注意ください。
「絶対に職場に連絡されたくない」という方は、事前に用意できる書類を確認し、できる限り揃えておくことをおすすめします。
不安な場合は、申込み前に直接問い合わせて確認してみるのもひとつの方法です。
ファーストの契約方法
・電子契約
・郵送契約
・来店契約
審査に通過したあとの契約手続きは、基本的には電子契約が中心です。
スマートフォンやパソコンから簡単に手続きができるため、利用者にとっても手間が少なく、最も選ばれている方法です。
当サイトが行った利用者調査(20名)では、電子契約をした方が17名と大多数を占めており、郵送契約は2名、来店契約は1名という結果でした。
なお、来店契約を希望しても、ファースト側の営業状況によっては対応できないことがあるため、事前の確認が必要です。
また、通常は電子契約が選ばれますが、審査の過程で現住所を郵便で確認する必要がある場合など、やむを得ず郵送契約になるケースもあります。
このように、契約方法は申込者の状況や審査の判断に応じて決定されることがあります。
契約方法に希望がある方は、無理のない範囲で事前に相談しておくと安心です。
ファーストって郵便物はある?
申し込み時に「家族に知られたくない」という不安を抱えている方も多いかもしれません。
この点について、ファーストの郵便対応には一定の傾向があります。
電子契約や来店契約を選んだ場合、自宅に郵便物が届くことは基本的にありません。
利用明細や返済履歴は、ファーストの公式マイページから確認できる仕様となっており、書面での郵送は行われません。
ただし、返済が遅れた場合や長期延滞が発生した場合には、督促状が郵送される可能性があります。
万が一を避けたい方は、支払期日をきちんと守るよう心がけてください。
一方、郵送契約となった場合には、自宅に契約書が郵送されることになります。
この郵便物は「簡易書留郵便」で届き、基本的には本人または同居の家族が受け取れる形式です。
そのため、借入を家族に知られたくない方にとっては、郵便物を通じて発覚する可能性があります。
この書類は、契約手続きだけでなく、現住所の確認も兼ねているため、局留めや営業所止めといった対応は原則としてできません。
どうしても自宅での受け取りが難しい場合は、事前に郵便局に相談しておくことで、柔軟な対応を得られることもあります。
不安な点があれば、契約前の確認をおすすめします。
ファーストの初回融資額
利用者の状況に応じて、少額から比較的高額な融資まで柔軟に対応
「初回からいくらまで借りられるのか?」という点は、多くの方が不安や疑問を感じる部分ではないでしょうか。
当サイトがファーストの利用者20名に聞き取りを行った結果、初回融資額はおおむね5万円~30万円の範囲で行われていることが分かりました。
実際には、年収や他社借入状況、勤務先、信用情報の内容などを総合的に判断し、融資額が決定されます。
特に注目すべきは、「総量規制(※)」との兼ね合いです。
総量規制まで余裕がない場合は、5万円程度の少額融資になることが多いですが、
安定した収入や勤務実績がある方、または信用情報に目立った懸念が見られない方であれば、20万円~30万円程度の融資が行われた事例も確認されています。
当サイトの聞き取り調査の結果は、以下の通りです。
- 5万円 … 1名
- 7万円 … 1名
- 10万円 … 8名
- 15万円 … 5名
- 20万円 … 3名
- 30万円 … 2名
このように、最も多かったのは10万円の融資で、初回としては比較的妥当なラインといえます。
一方で、必要な金額が高額になる場合でも、属性や信用情報によっては希望額に近い融資が受けられる可能性も十分にあります。
無理のない返済計画を立てるためにも、希望金額を正直に伝えること、また現実的な金額を検討することが大切です。
事前に自分の借入状況を整理し、必要に応じて相談することをおすすめします。
※総量規制とは…貸金業法により、年収の3分の1を超える貸付を禁止するルール。
消費者金融からの借入はこの規制が適用されます。
ファーストの追加融資
「急にお金が必要になったけど、もう契約中…」というとき、追加融資が可能かどうかは大きな関心事のひとつです。
ファーストでは、利用限度額の範囲内であれば1万円単位で追加融資の申込みができるため、急な出費にも柔軟に対応しやすい仕組みとなっています。
当サイトが行った利用者聞き取りの結果によると、中小消費者金融の中でも比較的スムーズに追加融資が可能な部類に入ると言えます。
申込方法 | マイページから(電話申込も可) |
---|---|
審査 | 与信審査あり |
融資までの時間 | 営業時間内であれば即日対応も可能 |
備考 | 1万円から申込可能 |
ただし、便利だからといって安易に繰り返し借入をすると、返済が長期化するリスクもあります。
借入金額や返済額が把握しきれなくなってしまう前に、必ず返済計画を立ててから申込むことをおすすめします。
追加融資はあくまでも「一時的な資金不足を補う手段」であることを忘れず、無理のない範囲での活用を心がけましょう。
ファーストの増額
「限度額の枠を広げたい」「まとめて借り換えたい」といったときには、利用限度額の増額が有効な手段になります。
ファーストでは、6回以上の返済実績がある方を中心に、マイページからの増額申込みが可能です。
当サイトが行った利用者聞き取りの中でも、返済態度が良好な方については、増額が認められたケースが多く見られました。
申込方法 | マイページから(電話でも可) |
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審査内容 |
与信審査 在籍確認の電話(状況により提出書類あり:本人確認書類、保険証、収入証明書など) |
融資までの時間 | 即日~翌営業日 |
ただし、他社借入が急増している場合や、年収の3分の1を超える総量規制に抵触している場合には、審査で否決となることもあります。
そのため、申込みの際には現在の借入状況を冷静に確認しておくことが大切です。
また、増額後の契約も電子契約で完結するため、自宅に郵便物が届くことは基本的にありません。
プライバシー面で不安がある方にとっても、安心して手続きを進められる点といえるでしょう。
増額後の融資は、審査通過後すぐ、早ければ当日中に振込されることもあります。
「ここぞ」というタイミングでの資金調達手段として、状況に応じて活用を検討してみてはいかがでしょうか。
ファーストのおまとめローン
借入件数が増えて返済の管理が難しくなってくると、「おまとめローンで一本化したい」と考える方も少なくありません。
ファーストでは、貸金業法に基づいた正式なおまとめローンを取り扱っており、他社借入の整理を希望する方にとって、現実的な選択肢のひとつとなり得ます。
ただし、最初にお伝えしておきたいのは、おまとめを考えるなら、まず銀行ローンでの一本化を検討するのが基本であるということです。
銀行ローンは金利が低めに設定されているため、トータルの返済負担を大きく抑えられる可能性があります。
スルガ銀行(フリーローン) | 金利6.0%~14.5%/上限500万円 |
---|---|
ファースト(おまとめローン) | 金利12.0%~20.0%/上限500万円 |
このように、金利だけを比較すると銀行の方が有利です。しかし、銀行のおまとめローンには審査のハードルがある点にも注意が必要です。
多くの銀行では、大手消費者金融(プロミス・アイフルなど)が保証会社となっており、過去に債務整理をしていると審査通過が極めて困難となることがあります。
たとえば、スルガ銀行のフリーローンはアイフルが保証会社です。
もし過去にアイフルとの取引で延滞や債務整理があった場合、スルガ銀行の審査にも通らない可能性が高くなります。
このような背景から、銀行のおまとめ審査が難しい方にとって、ファーストのような中小消費者金融のおまとめローンが現実的な選択肢となってくるのです。
提出書類 | 通常の融資と同様(本人確認書類・収入証明など) |
---|---|
審査内容 | 与信審査+電話でのヒアリング+在籍確認 |
融資方法 | ファーストが他社へ直接振込/残金があれば本人に振込 |
備考 | 返済専用型。限度額に余裕があっても追加借入は不可。 |
また、ファーストでは通常の借入利用を半年~1年以上継続した後、同社から「おまとめローンを利用しませんか?」と提案を受けた事例も確認しています。
これは、返済実績が一定以上ある方に対してのみ行われるケースで、利用者との信頼関係が築けている証ともいえます。
中小消費者金融の中でも、貸金業法に基づいて正式におまとめローンを提供しているのは、ファーストのほか「いつも」「アロー」など一部に限られます。
選択肢が限られる中で、柔軟な対応や審査の通りやすさを求める方にとっては、現実的な救済手段になることもあります。
なお、貸金業法に基づくおまとめローンとは、総量規制(年収の3分の1以内という借入制限)に該当しない例外的な融資制度です(貸金業法施行規則第10条の23関連)。
これにより、複数の消費者金融から借りている金額を合算しても、「一本化する」目的であれば例外的に総量規制の対象外として審査されます。
ただし、総量規制外であっても、実際の返済能力が審査で重視される点は変わりません。
「返済が本当に継続できるか」という視点でチェックされるため、誰でも通るわけではない点にご注意ください。
ご自身の返済状況や収支バランスを冷静に見つめ直しながら、無理のない範囲でのおまとめ利用をご検討いただければと思います。
ファーストの返済
ファーストでの返済は、無理のない範囲で計画的に進めていくことがとても重要です。
利用者の中には「月々の返済額を抑えたい」「一括返済も考えている」といった様々な事情を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは返済方式や回数、注意点などをわかりやすく整理してお伝えします。
返済方式 | 借入時残高スライド元利均等返済方式、一括返済 |
---|---|
返済回数 | 最終借入後、最長7年間、1回~84回 |
返済方法 | 銀行振込、持参 |
ファーストでは、いわゆるリボ払いに分類される返済方式を採用しています。
毎月の返済額が一定で家計管理がしやすい一方、返済期間が長期化しやすく、結果として利息負担が重くなる傾向がある点には注意が必要です。
たとえば、毎月の返済を最小額で続けていると、なかなか元本が減らず、完済までの期間が延びてしまうことがあります。
もし手元に余裕資金があるタイミングがあれば、積極的に繰上げ返済を行うことで、利息を抑えながら早期完済につなげることが可能です。
中小消費者金融と長く付き合っていくうえでは、月々の返済額だけにとらわれず、全体の返済期間と利息の総額にも目を向けることが大切です。
「返せる金額から借りる」意識を持つことが、負担を増やさずに利用を続けるための第一歩になります。
もし返済が遅れそうになったら
どんなに計画的に返済を続けていても、予期せぬ出費や収入の変化で「今月の返済が厳しい」と感じることがあるかもしれません。
そんなときは、決して放置せずに、必ず事前にファーストへ電話連絡を入れておくことが大切です。
当サイトが行った利用者からの聞き取りによると、ファーストは比較的柔軟な対応をしてくれる中小消費者金融のひとつです。
ただし、それはきちんと連絡を入れた場合に限られます。連絡なしで返済遅延が続いた場合、厳格な回収措置や法的手続きに進む可能性が高いため、注意が必要です。
具体的には、返済の猶予が認められる期間は、1週間から2週間程度が一般的です。
それ以上の遅延が見込まれる場合は、単独での対応は難しいかもしれません。
もし返済の見通しが立たないようであれば、早めに弁護士や司法書士といった借金問題の専門家に相談することをおすすめします。
無理をして借りるのではなく、「完済できるか」を常に意識した使い方を心がけていただければと思います。
ファーストのような中小消費者金融は、一定のルールと信頼関係の上で、利用者にとって心強い存在になり得るはずです。
ファーストの申し込みの注意点
申し込みの際に気をつけたいのが、ファーストを装う偽サイトや闇金業者の存在です。
申し込みは必ず公式サイトから行いましょう。
検索結果やSNS、LINEのリンクから飛んだ先が、正規のサイトとは限りません。
当サイトが行った聞き取りでは、「ファーストに申し込んだつもりが闇金だった」というケースも報告されています。
本人確認書類や口座情報を送ってしまうと、取り立てや詐欺の被害につながるおそれがあります。
また、借り入れは無理のない範囲で。
返済の見通しを立てたうえで、必要な金額だけを検討しましょう。
不安があるときは、事前に公式に電話確認するか、専門家に相談するのも一つの方法です。
住民票提出して断られるの?
住民票とか送って連絡ありません。
俺のときは30分くらいだった