「今の成績では大学進学が厳しい・・・」
「今の成績では志望校の合格は夢のまた夢・・・」
理由はいろいろありますが、親としては子供の夢や希望の実現のために必要なら、予備校の費用を何とか捻出して志望校に合格してほしいと思ってしまいます。
では、予備校っていくらくらいの費用がかかるのでしょうか?
この記事では、大手予備校の駿台予備校、河合塾、東進ハイスクールの3校の年間費用をご紹介いたします。それぞれの予備校の特徴もまとめていますので、予備校選びの参考にしていただけたら幸いです。
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大手予備校(駿台・河合塾・東進)それぞれの特徴
まずは大手予備校それぞれの特徴を簡単にご紹介します。
河合塾
模試の河合!
昔から、「模試の河合」と評されるほど、模試・テキストの質が高いのが河合塾の特徴です。河合塾の模試とその解説だけで志望校に合格したと豪語する猛者がいるほど、人気のある河合塾の模試には大学受験をする学生や浪人生のほとんどすべての人が受けるので、合格判定の正確さにも定評があります。
また、河合塾は特に私立大学の文系に強く、毎年、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学を始めとした難関私立大学に多くの合格者を送り込んでいます。
施設面では、講義室の座席が比較的広めに設計されているので、隣や前後の人を気にすることなく授業に集中することができます。
講義は1コマ90分。高校の授業時間は1コマ45~50分が多いので、少し長く感じるかもしれません。
駿台予備校
東大なら駿台!
駿台予備校は国公立大学や医学部に強く、東京大学、京都大学の合格者数は何年も連続して1位です。当サイト管理人が受験生だったのは、かれこれ20年ほど前になるのですが、そのころから東大にいくなら駿台と相場が決まっていました。
講義は1コマ50分。高校の授業時間に準拠しているので違和感なく講義を受けられます。また、予め座席が指定されているので、人気授業の席取りのために並ぶ・・・なんて無駄なことをしなくてもいいのも嬉しいですね。
東進ハイスクール
多彩な講師陣が東進の魅力!
東進ハイスクールは、上の2つとは異なりビデオ・オン・デマンドを見て学習を進めます。自分のペースで勉強できるメリットと自分で学習ペースを維持していかなければならないデメリットは、表裏一体で合う人合わない人がいらっしゃると思います。
「今でしょ」でお馴染みの林先生も東進ハイスクールで講義をされていらっしゃいますが、各予備校から人気・実力のある講師を多数引き縫いているので、多種多様な講義も魅力です。
講義は1コマ90分。ただし、すでに録画された授業をビデオ・オン・デマンドで視聴する講義形態なので、1.5倍速にして90分の授業を60分で受けることもできます。自分でどんどん勉強できる人ならうってつけの予備校です。
大手予備校(駿台・河合塾・東進)の費用の比較
さて、ここでは大手予備校3校の費用の比較をご紹介します。
河合 | 駿台 | 東進 | |
---|---|---|---|
入学金 | 30,000円 | 30,000円 | 32,400円 |
通常授業 | 571,200円 | 732,000円 | 415,800円 |
夏期講習 | 65,840円 | 86,400円 | 75,600円 |
冬期講習 | 53,520円 | 86,400円 | 75,600円 |
チューターによる進路相談等の指導料 | - | - | 75,600円 |
年間合計 | 720,560円 | 934,800円 | 675000円 |
対象|新高3年〜 理系国立志望 期間|4月〜翌1月(夏期講習、冬期講習含む) 科目|数学IA・2B、数学3C、英語、物理 |
駿台と東進だと、約25万円ほどの差があります。この金額の差をどう考えるかは、志望校や文系・理系の違い、勉強スタイルなどでさまざまです。
どの予備校も体験入学や体験講義を実施しているので、実際に講義を受けて予備校の雰囲気や授業の質、授業を受けている学生や浪人生の質などを観察してから、予備校を選ぶのをお勧めいたします。