キャッシングの申し込みをしたけれど、審査NGで困った経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。またどうしてもお金が必要で2社3社と申込を連続でしてしまうこともあります。実はこれが審査NGの状況を作っているのです。この記事では審査に通るための申込方法を解説しています。審査NGでお困りの方は必見です。
1日に何社も申し込むのは絶対ダメ!
金融機関は利用者から申し込みを受けると「個人信用情報機関」で信用情報の確認をします。その際に「申し込みを受けた」という事実の登録も行います。
この「申し込みを受けた」という事実の登録が重要になります。
申し込みをしただけで、実際に融資を受けていないのに何が問題なのかとお思いの方もいらっしゃるでしょう。もちろん、1社目ですんなりと融資可決されれば問題ありません。
しかし、1社目で審査NGとなった方が、2社目3社目と申し込みをしたらどうでしょう?
そんなにお金に困っているのだろうか?これから先の返済は大丈夫なのだろうか?と金融機関は不安を感じます。その結果、2社目3社目も審査NGになってしまうのです。
同時に複数社の申し込みも問題です。
もし、申し込みをした金融機関の全てで審査に通ったら多額の借入限度枠を利用者が持つことになります。総量規制にも抵触する可能性もありますし、これから返済していけるのか不安です。そのため、同時に複数社の申し込みをしてると分かれば審査NGとなるのです。
1日で申し込む金融機関の数は何社が適切?
金融機関ごとに審査基準が異なるので、原則としては1日1社に申し込みをして、もし審査NGになってしまったら1週間以上経ってから再度申し込むのベストです。
しかし、急にお金が必要になった方はこの方法だと不安に感じるでしょう。
当サイトに寄せられる利用者の声や私自身が消費者金融に勤めていた時の経験から申し上げると、1日に申し込む金融機関の数は銀行や大手消費者金融なら2社程度がいいと思います。
「申し込み」が個人信用情報機関に登録されている期間
金融機関に申し込みをした事実の記録は、最長で6ヶ月間記録されています。
慎重な審査を行う銀行や大手消費者金融での融資を検討されている方は、6ヶ月以上は待っていたほうが無難です。
複数の金融機関に申し込む場合の必勝法
申し込みは1日で行う
複数業者に申し込みをする場合は、同じ日に行いましょう。
よくあるのが「今日の申し込みがダメだったから、また明日別の金融機関に申し込みをしよう」と先延ばしをしていると、個人信用情報の登録期間も先に延びてしまいます。
場合によっては、いつまで経っても審査に通らない状況になりかねません。
申し込みは2社以内にしておく
1か月に5社以上の申し込みがあると悪目立ちします。
4社も5社も審査に落ちたのならかなり問題があるのだろうと判断されて、どこの消費者金融でもろくに審査することもなく門前払いになってしまいます。
申し込む金融機関の組み合わせを工夫する
審査は、中小消費者金融よりも大手消費者金融、大手消費者金融よりも銀行の方が難しくなります。
審査の難易度の差は、金利の差や借り入れ上限額の差、全国設置のATMの有無などが理由です。
ご自身の利用条件と審査の難易度を考慮して、大手消費者金融と中小消費者金融から1社ずつ申し込みをしてみると、審査に通る可能性が高まります。
「返済力」金融機関ごとの審査に通る目安 | ||
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金融機関名 | 年収 | 勤続年数 |
銀行カードローン | 300万円以上 | 1年以上 |
大手消費者金融 | 300万円程度 | 1年程度 |
中小消費者金融 ※ネット等で全国展開している会社に限る | 100万円以上 | 半年以上 |
信販会社 | 200万円程度 | 半年から1年程度 |
上記目安は「お金を借りる相談所」が利用者から独自に調査した結果をもとにしております。また、上記目安は各金融機関の審査通過を保証するものではございません。予めご了承くださいませ。 |