セントラルといつもは、アコムのような大手並みのサービスを受けられる中小消費者金融です。
この記事では、セントラルといつもを『 ブラック対応・職業・金利・融資スピード・土日融資・2回めの借入方法・金利ゼロ 』の項目で比較して、どちらが利用しやすいかを検証します。
セントラルといつもどちらに申し込もうか迷っている方、アコムやプロミスの審査に落ちてお困りの方、自己破産や任意整理、特定調停、個人再生をして信用情報機関に事故(異動)情報が載っている方、は是非参考にしてくださいね。
この記事は下記リンク先とお金を借りる相談所に寄せられた口コミを参考に執筆しています。
金融ブラックの対応比較
金融ブラックとは、信用情報機関に異動(事故)情報が載り、銀行や信販会社(クレジットカードなど)、大手消費者金融(プロミスやアコム、アイフルなど)から新たな借り入れができなくなった状態のことです。
借入だけでなく、携帯電話の新規契約や賃貸物件の契約なども難しくなるので、金融ブラックは、日々の生活に大きな影響を与えます。
しかし、銀行や大手とは異なる審査基準で利用者を獲得して生き残りを図る中小消費者金融なら、信用情報機関に事故(異動)情報が載っていても審査対象で、借りられる可能性があります。
ここでセントラルといつもの金融ブラックの対応をお金を借りる相談所に寄せられた口コミと私たち編集部の審査経験をもとにご紹介します。
ブラック対応 | セントラル | いつも |
---|---|---|
自己破産後5年以内で、異動あり | ◎ | ◎ |
任意整理支払い中 | ○ | ○ |
特定調停支払い中 | ○ | ○ |
個人再生支払い中 | ○ | ○ |
任意整理、特定調停、個人再生完済後5年以内で、異動あり | ◎ | ◎ |
延滞、1年以内で、異動あり | ○ | ○ |
延滞中 | × | × |
総量規制オーバー | × | × |
自己破産後5年以内で、信用情報機関に異動(事故)情報が載っていても、セントラル、いつも、ともに審査対象で、借りられる可能性がとても高い。
自己破産すれば、借金ゼロ円の状態なので、貸金業者としては貸しやすいという身も蓋もない理由があるからです。
任意整理、特定調停、個人再生、債務支払い中の場合、一定期間の弁済実績があれば、審査対象で借りられる可能性があります。
できれば1年以上の弁済期間と、残債務を半分以上弁済して、申し込むと良いでしょう。
延滞をして信用情報機関に異動(事故)情報が載ると、1年間は新たな借入が厳しくなりますが、セントラル、いつも、ともに審査対象で借りられる可能性がとても高い。
延滞した分を支払っているのが、条件となるので、延滞中のままだと審査否決、融資不可となります。
延滞をしてもすぐに信用情報機関に異動(事故)情報が載るわけではありません。
クレジットカードや携帯電話の本体を分割払いで購入した場合の延滞なら約1ヶ月、銀行カードローンや大手消費者金融(アコムやプロミス、アイフルなど)は約2週間で、異動(事故)情報が載ります。
それまでは新たな借り入れができるので、延滞を解消して、金融ブラックにならない様に、対処しましょう。
総量規制オーバーは、セントラル、いつも、ともに審査否決、融資不可です。
借りられる職種、職業の比較
セントラル、いつも、ともに公式ページによると全ての職種、職業からの申し込みを受け付けている、としていますが、お金を借りる相談所によせられた口コミと編集部スタッフが実際に受けた審査結果では、融資を受けにくい職種、職業があるようです。
職種、職業 | セントラル | いつも |
---|---|---|
正社員 | ◎ | ◎ |
アルバイト・パート | ○ | × |
派遣社員 | ◎ | ◎ |
契約社員 | ◎ | ◎ |
会社役員 | ○ | △ |
個人事業主 | △ | × |
専業主婦 | △ | △ |
年金受給者 | ○ | × |
無職 | × | × |
セントラル、いつも、ともに正社員なら1ヶ月以上の勤務実績があり、給料明細書を提出できれば、借入の可能性が高い。
アルバイト・パートの場合、セントラルは借入のクチコミも多数あるが、いつもは厳しい。
派遣社員、契約社員は、セントラル、いつも、ともに借りられたとクチコミ多数。
会社役員の場合、セントラルは確定申告書等の提出があれば、借入の可能性はあるが、審査は厳しめ。いつもは望み薄。
個人事業主は、セントラル、いつも、ともに厳しいが、セントラルは借りられることも。
専業主婦(主夫)は、配偶者の同意があれば、自分に収入がなくても、セントラル、いつもともに借りられる。
年金受給者は、セントラルなら審査対象。いつもは門前払い。
無職は、セントラル、いつもともに審査対象外。
金利と利用限度額の比較
消費者金融からのお金を借りると、借りた金額+利息、を支払うことになります。
利息はレンタル料みたいなもので、借りた金額×金利(実質年率)、で計算します。
例えば、10万円を1年間金利18.0%で借りた場合の利息は、10万円×18.0%=1万8千円、となります。
金利は低いほど返済総額が減るので、借り手に有利となりますが、消費者金融の金利は、一般的に銀行や政策投資金融公庫などの公的融資と比べて、高く設定されています。
銀行や政策投資金融公庫は、担保や保証人が必要になのに対して、消費者金融は、保証人なし、担保なしで借りられるので、金利が高めに設定されているのです。
利用限度額は、消費者金融が貸し出せる最高金額のことです。
誰でも最高金額を借りられるわけではなく、多くの場合、100万円くらいが一社から借りられる限度だと考えて間違いありません。
セントラルといつもの金利と利用限度額を比較してみましょう。
金融機関 | 金利(実質年率) | 最高限度額 |
---|---|---|
セントラル | 4.8~18.0% | 300万円 |
いつも | 4.8~18.0% | 500万円 |
高額融資が受けられれば低い金利が適用される可能性もありますが、初めての契約では50万円以下の融資になることがほとんどです。
少額の利用限度額では、上限金利が適用されます。金利を比較するなら、上限金利を見るようにしましょう。
いつもとセントラルの上限金利はどちらも年18.0%です。
最高限度額はセントラルが300万円、いつもが500万円です。最高限度額に差はありますが、実際の限度額が100万円を超えるケースはまずありません。
消費者金融から借りるには、総量規制の影響で年収の3分の1までと決まっています。300万円を借りるには年収900万円が必要になりますが、それだけ収入があるなら、まずは銀行から借入した方が金利の面でお得です。
審査時間と即日融資を比較
即日融資は、申し込みをした日に借りられる消費者金融だけのサービスです。
最近はどこも審査時間が早くなってきたので、即日融資の可能性も高くなっていますが、契約方法の違いで、より即日融資しやすい消費者金融に人気が集まっています。
融資スピード | セントラル | いつも |
---|---|---|
審査時間 | 30分 | 45分 |
即日融資 | 対応 | 対応 |
即日融資できる時間 | 14:00までの申し込む | 17:00頃までに審査完了 |
契約方法 | WEB完結(メール等) | 契約書を印刷→記入→FAX・メール |
審査時間は、30分と45分で違いがありますが、誤差の範囲です。セントラル、いつも、ともに審査は早く、即日融資にも対応しています。
14時までに申し込めば即日融資できるセントラルに対して、いつもは17時頃までに審査完了すれば、即日借入可能です。時間的な余裕は、いつもの方があります。
契約方法は、セントラルの方が簡単です。
WEB完結で契約できるセントラルに対して、いつもはセブンイレブンに設置してあるマルチコピー機で契約書を印刷する必要があります。
契約書に記入して、メールまたはFAXすることになるので、セントラルと比べれば時間がかかります。
土日祝日は、セントラル、いつも、ともにネット申し込みからの審査は行われていませんが、無人契約機なら借入できます。
セントラルは、東京、埼玉、横浜、中国地方、四国地方に、複数台の自動契約機があって、即日融資も可能ですが、いつもにはありません。
2回目以降の借入方法を比較
消費者金融は、利用限度枠内なら何度でも借りたり、返したりできる借入方法と、借入のたびに審査が必要な借入方法の2種類があります。
セントラル、いつも、ともに利用限度枠内の借入は、再審査なしで利用可能ですが、追加融資を受ける方法は、異なります。
金融機関 | 2回目以降の借入方法 |
---|---|
セントラル | 銀行振込、または、セブン銀行ATM |
いつも | 銀行振込 |
セントラルが発行するキャッシングカードは、セブン銀行ATMで24時間365日いつでも借入、返済可能です。
いつもは、融資依頼をしてからの銀行振込融資となります。
振込先をペイペイ銀行に設定しておくと、24時間振込融資を受けられますが、それ以外の銀行の場合、平日21時頃までの対応となります。
金利ゼロ(無利息)の比較
消費者金融は、銀行より利用しやすい分、金利が高く設定されています。
検討している消費者金融の中に、金利ゼロ(無利息)サービスを行なっている業者があれば、そちらを優先した方が、返済総額を減額できます。
セントラル、いつも、ともに金利ゼロ(無利息)サービスを実施しています。
金利ゼロ(無利息) | セントラル | いつも |
---|---|---|
対象 | はじめての利用 | |
期間 | 30日間 | 60日間(利用限度額が60万円以上) |
30日間(利用限度額が60万円未満) |
はじめての利用で金利ゼロ(無利息)サービスを受けられるのは、どちらも同じですが、サービス期間が異なります。
セントラルの金利ゼロ(無利息)サービスは、融資額がいくらであっても30日間ですが、いつもは、利用限度額60万円までは30日間、60万円を超える場合は、60日となります。
60万円を超える融資を希望する場合、いつもの方が有利です。
まとめ
セントラル、いつも、を忖度なしで比較してきました。
どちらも大手では借りにくい属性を融資対象として、生き残りをかけている中小企業なので、信用情報機関に異動(事故)情報がある方でどうしてもお金が必要なら、まずは申し込みを検討すべき貸金業社です。
どちらを選べば良いのかは、好みの問題ですが、両方に申し込んでみて、先に連絡があった方から借りるのも一つの手です。
セントラル VS いつも まとめ | |
---|---|
ブラック対応 | セントラル = いつも |
アルバイト・パートの申し込み | セントラル > いつも |
個人事業主の申し込み | セントラル > いつも |
金利 | セントラル = いつも |
融資スピード | セントラル = いつも |
土日融資 | セントラル = いつも |
2回めの借入方法 | セントラル > いつも |
金利ゼロ | セントラル < いつも |
金利 | セントラル = いつも |
利用限度額 | セントラル < いつも |
セントラルやいつもの名を騙った悪徳業者もいるので、必ず公式ページ「https://www.011330.jp/(セントラル)」、「https://www.126.co.jp/(いつも)」からお申込みくださいね。