キャッシング・カードローンの審査に落ちてお悩みではありませんか?審査基準は非公表なのでどうすれば借りられるのか分かりませんよね。
そこで、1,000を超える口コミと消費者金融へのインタビューから「審査に通らない理由」を徹底解説します。
審査に落ちてしまったあなた、これから審査を受けるあなたの審査対策としてご活用くださいね。
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監修者 ミナミ ケイスケの一言コメント! FP ・臨床心理士 |
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キャッシング・カードローンは便利なツールです。特に即日融資を受けられる消費者金融は急な出費の強い味方。しかし、使い方を間違えると泥沼の借金地獄に陥ることもありえます。そうならないためにも、申し込み前に返済計画と家計収支の見直しをぜひ行なってください。たとえば、サブスクサービス、ゲーム課金、投げ銭、お酒、タバコ、コンビニで買い物など節約できるお金はないでしょうか?また、10万円借りたら月々いくらの返済額になるでしょうか?返済していけますか?1分でも2分でもいいので考えてみてください。よくよく考えて、やっぱりキャッシング・カードローンに申し込むとなったらこの記事を参考に安心安全にご利用くださいね。 |
キャッシング・カードローンの審査基準について解説
キャッシング・カードローンの審査に落ちると、たとえば以下の画像のようなメールで、結果だけが通知されます。
上記のメールでお分かりの通り「審査落ちの理由」の説明はありません。
もし、電話で問い合わせても「審査落ちの理由」を教えてくれることはありません。
そのため「なんで審査に落ちたのだろう?」「どうすれば借りられるのだろう?」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
消費者金融にしろ銀行にしろ審査基準は公表されていません。
しかし、キャッシング・カードローン会社が審査で用いる情報は、「個人情報」「勤務先情報」「信用情報」の3種類しかないので、審査に影響を与える項目を推測することは可能です。
- 個人情報
- 勤務先情報
- 信用情報
3種類の情報から審査に影響を与える項目は以下の通りです(気になる項目をタップ、またはクリックしていただけば内容を確認することができます)。
審査に影響する可能性のある項目
個人情報
勤務先情報
信用情報
審査に落ちてしまった理由が分からない方は、上記に該当する箇所がないか、確認しておきましょう。
審査の甘い最短即日融資のキャッシング・カードローンとは?

「審査なし」で即日融資できるキャッシング・カードローンってないんですか?
残念ですが、「審査なし」で即日融資できるキャッシング・カードローンはありません。なぜなら、法律で「利用者の返済能力を確認して融資すること」が決められているからです。


法律で決まっているなら仕方ないですね。では、審査が甘いキャッシング・カードローンはないんですか?
誰にとっても審査が甘いキャッシング・カードローンというのはありません。

しかし、たとえば、債務整理や自己破産をして信用情報に異動(事故)が記録されている金融ブラックの方はアコムやアイフル、プロミスのような大手消費者金融からは借りられませんが、セントラルやアローのような中小の消費者金融なら借りられる可能性があります。

審査の甘さだけでなく、キャッシング・カードローン審査に通りやすくする方法として以下のポイントがあります。
即日融資のキャッシング・カードローン審査に通りやすくする方法
- 申し込みを正確に、正直に入力(記入)する
- 他社の借入残高をできる限り減らした上で申し込む
- 4社以上借り入れしている場合は、できるだけ借入先を少なくしてから申し込む
キャッシング・カードローン審査に落ちるケースで多いのが、他社の借り入れが複数ある場合です。
たとえば、4社以上の消費者金融から借入がある人が、新たにアコムの審査に申し込みをしても、間違いなく審査に落ちてしまいます。
なぜなら、借入件数が多いと「返済できなくなるかも」と判断されてしまうからです。
他社の借り入れが複数ある場合は、おまとめローンを利用するなど、別の選択肢も視野に入れて検討すると良いでしょう。
アコムは成約率が約40%。アローの成約率は約30%
審査なしのキャッシング・カードローンはありませんが、「成約率」が審査通過の目安となります。
成約率とは、キャッシング・カードローンに申し込んだ人のうち、実際に借りられた人の割合のことです。
たとえば、アコムの成約率は40%前後です。
簡単に言うと、申し込みをした10人のうち4人が実際にお金を借りられたということです。
アコムの成約率:41.5%(2021年7月時点)
※情報元: アコムマンスリーレポート
一方、中小消費者金融は成約率を公表していません。
しかし、アローという中小消費者金融の審査担当者によると「成約率は30%前後」ということでした。
簡単に言うと、申し込みをした10人のうち3人が実際にお金を借りられたということです。
アコムと比べるとアローの方が、成約率が低いのが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これは、アコムと比べてアローの方が他社借入件数が多かったり、ブラックだったりする人がたくさん申し込むからです。
アコムよりもアローのほうが審査基準が厳しいと言うわけではないのでご安心ください。
キャッシング・カードローン審査に通らない人の理由ベスト3
キャッシング・カードローンの審査に通らない人の代表的な理由をランキング形式でご紹介します。
キャッシング・カードローン審査に通らない理由ベスト3
- キャッシング・カードローン会社の申込要件を満たしていない
- 在籍確認が取れなかった
- 「延滞」が信用情報に記録されている
1番多いのは「キャッシング・カードローン会社の申込要件を満たしていない」という理由です。
申込要件とは、あらかじめ規定されている「キャッシング・カードローンの審査を受ける資格を持つ人」のことを指します。
例えばアコムの申し込み要件は「貸付対象者:20歳~69歳までの安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方。」となっています。
※画像はアコム公式ホームページから引用
例えば、19歳の人や無職で収入0円の人がアコムに申し込んだとしても、上記の「申し込み要件」を満たしていないので、審査落ちとなってしまいます。

安定した年収は、具体的にどのくらいでしょうか?
安定した収入について具体的な基準は公表されていませんが、たくさんの口コミから判断するとアコムの審査に通るには年収200万円以上が目安となります(※お金を借りる相談所の独自の見解です)。

もし、キャッシング・カードローンの審査に通らずお困りなら、あなたが上記のいずれかに当てはまっていないか、ご確認ください。
実際にキャッシング・カードローン審査に落ちた事例
ここでは、実際の事例をもとに「審査に落ちる理由」を解説します。
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30歳・男性・派遣社員子供の教育費のためにインターネット広告で見かけた、アコムに申し込んでみました。何とか借りたいと審査回答まで2時間ほど待っていましたが、審査に通りませんでした。
年収 勤続年数 利用目的 申込先 200万円 3ヶ月 教育費 アコム 住所 保険証 運転免許証 融資額 福岡県 社会保険 あり 0円 他社借入 事故(ブラック)歴 2件(合計55万円) なし
FPの見解
年収は200万円ですが、すでに他社で55万円の借入があります。
あらたにキャッシング・カードローンを利用するには、返済能力が低いと判断されてしまったと考えられます。
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41歳・男性・会社員コロナの影響でボーナスが減ったので、ネット広告で見つけたアコムの審査を受けました。仮審査は通過したのですが、結局、融資は受けられませんでした。
年収 勤続年数 利用目的 申込先 480万円 5年 生活費 アコム 住所 保険証 運転免許証 融資額 東京都 社会保険 あり 0円 他社借入 事故(ブラック)歴 なし 3年前に個人再生
FPの見解
年収も勤続年数も問題ないように見えますが、ネックは「3年前の個人再生」。
すでに完済していますが、信用情報には「5年間」は「個人再生」をした記録が残っています。
この間は、アコムやアイフル、プロミスといった大手消費者金融からの借入はできません。
この方は、結局、セントラルというカードローンから30万円をキャッシングしたそうです。
たとえば、セントラルやいつも、アローのような中小のキャッシング・カードローン会社は、大手と異なる審査基準で融資を行なっているので、お金を借りられたと考えられます。
FPが教えるキャッシング・カードローン審査に通りやすくするコツ
キャッシング・カードローンの審査を通りやすくするコツは、「必要最小限の借入希望額で申し込む」ことです。
※画像はアコム公式ホームページから引用。画像の加工は「お金を借りる相談所」の責任による
キャッシング・カードローンの利用限度額は審査によって決定されますが、あまりに借入希望額が大きい場合、「貸付リスクが高い」と金融機関に判断されることがあります。
例えば、10万円が必要なのに借入希望額を50万円にして申し込むのは、オススメできません。
10万円の借入と50万円の借入では、どちらが返済額が大きくて、返済期間が長くなるかは言うまでもありません。
当然、50万円の借入の方が、返済額も大きく、返済期間も長くなるので、返済リスクが高いと判断されます。
申込者の信用情報によっては、審査落ちになる可能性もあります。
従って、借入希望額は必要最小限にして申し込むのがベストな選択です。
キャッシング・カードローン審査に通らないときの他の借入法
キャッシング・カードローンの審査に通らないときは、以下の順番に従って申込先を柔軟に変えてみてください。
案外あっさりと借入できることがありますよ。
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1銀行カードローンの審査に落ちたら
銀行カードローンの審査に落ちてしまったら、アコムやアイフル、プロミスのような大手の消費者金融への申し込みをご検討ください。
理由は、銀行カードローンのほうがアコムよりも審査が厳しいからです。
従って、アコムなら借りられる可能性があるのです。
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2アコムやアイフル、プロミスのような大手消費者金融の審査に落ちたら
アコムやアイフル、プロミスのような大手消費者金融の審査に落ちてしまったら、中小消費者金融でも上位に位置する「セントラル」や「いつも」「フクホー」への申し込みをご検討ください。
理由は、アイフルやプロミスのほうがセントラルよりも審査が厳しいからです。
従って、セントラルなら借りられる可能性があるのです。
step
3セントラルやいつも、フクホーの審査に落ちてしまったら
セントラルやいつも、フクホーの審査に落ちてしまったら、「アロー」や「アルコシステム」「ニチデン」「ハローハッピー」「エース(横浜)」のような中小消費者金融の申し込みをご検討ください。
理由は、セントラルのほうがアローよりも審査が厳しいからです。
従って、アローなら借りられる可能性があるのです。
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4アローやアルコシステムの審査に落ちてしまったら
アローやアルコシステムといった中小消費者金融の審査に落ちてしまったら、来店必須の「エイワ」や地元の街金(規模の小さな消費者金融)で対面審査を受けることをご検討ください。
理由は、アローのほうが対面審査必須の地元の街金よりも審査が厳しいからです。
従って、対面審査必須の地元の街金なら借りられる可能性があるのです。
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5対面審査でも借りられない場合
上記の1〜4のいずれの申込先でも借りられない場合は、どこの審査も通らない可能性が極めて高いです。
どうしてもお金が必要なら、「社会福祉協議会が実施している貸付制度」や「 生活保護」の受給をご検討ください。
また、すでに借金があって返済にお困りなら、債務整理や自己破産も検討したほうが良いでしょう。
最寄りの「法テラス」でまずは無料相談をして、法律の専門家の意見を聞いてみてください。
まとめ
キャッシング・カードローンの審査基準は、金融機関ごとに異なります。
また、対象とする利用者も会社ごとに異なるので、自分の状況にあった業者に申し込むのが、あなたにとってベストな選択となります。
この記事が幸せなキャッシング・カードローン生活の助けとなれば幸いです。